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人材派遣で働く5つのデメリット

人材派遣で働く5つのデメリット

人材派遣会社に登録し派遣スタッフとして働く方が増えてきました。
前のコラム「人材派遣で働くメリットとは!?人材派遣という選択肢の魅力とは!?」ではメリットを解説しましたが、今回は逆に派遣として働くデメリット部分を解説します。
派遣として働いている方も今から派遣という働き方を考えている方も是非事前にメリット、デメリットを理解しておきましょう。

雇用が不安定(契約更新されない場合がある)

3ヶ月や6ヶ月などと契約期間が決まっている一般派遣の場合は派遣先と派遣スタッフの双方合意のもとで契約期間の満了後、契約更新がある場合が多いです(もちろん事前に説明があります)。
契約期間が終わるごとに、更新か契約終了となるかが決まります。
ただし、派遣先の業績の悪化など派遣先の都合により派遣スタッフを必要としなくなった場合や、派遣スタッフである皆様のスキルが派遣先企業の求めているレベルに達していないなどの理由で、契約を更新されないケースもあります。
派遣先の仕事を長く続けたくてもその時点で契約は終了となりますので、派遣社員として働く上で大きなデメリットのひとつと言えます。

同じ職場にいられるのは最長3年

派遣スタッフとして働く期間は、同じ職場では最長3年まで可能です。
「派遣期間の制限」があり、ずっと同じ職場で働き続けることはできません。
もし、3年を超えて同じ企業で同じ仕事を続けたい場合、派遣スタッフ側と勤務先企業の双方がそのように感じている場合には直接雇用してもらうという方法があります。

ボーナス(賞与)が支給されないことが多い

賞与は会社に勤める社員に対して、会社の利益の一部を還元することが本来の目的ですので、派遣スタッフの皆様には支払われないことがほとんどです。
ただ、賞与が支給されない、交通費が規定以上支給されない代わりに、給与が高く設定されているというケースがあります。

責任のある(最良の大きな)仕事を任せてもらえない

派遣スタッフは、基本的に派遣先企業からの指揮命令に基づく業務をおこなうので、派遣先企業の仕事の中核である企画立案や責任ある仕事を任せてもらえるケースはほぼありません。
業務範囲が限定的であることは派遣スタッフであるメリットでもありますが、人によっては仕事内容に物足りなさを感じてしまうかもしれません。

登録する派遣会社によって待遇が異なる

派遣スタッフとして働くためには派遣元である派遣会社と雇用契約を締結して働きます。
その登録する派遣会社によって福利厚生などの制度は様々です。
そのため登録する派遣会社選びはとても大切といえます。

まとめ

今回は派遣スタッフとして働く際のデメリットを解説しました。
ライフスタイルやライフステージの変化とともに派遣という働き方を検討する方は減ることはないと思います。
その際、しっかりと派遣として働くメリットデメリットのバランスを自分なりにしっかり考えるようにしましょう。