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人材派遣で働くメリットとは!?人材派遣という選択肢の魅力とは!?

人材派遣で働くメリットとは!?人材派遣という選択肢の魅力とは!?

「同一労働同一賃金」の施行によって正社員と人材派遣のような非正規社員の間の不合理な待遇差が解消され、派遣という働き方に対し改めて注目が集まっています。
派遣スタッフとして働き始めてからギャップを感じないように、あらかじめ派遣スタッフとして働くことのメリットやデメリットをまずは理解しましょう。
そのうえで、自分自身にとって最適な働き方を探していくことをお勧めします。

※派遣には一般派遣(登録型派遣)と、無期雇用派遣(常用型派遣)の2種類がありますが、本コラムでは一般派遣について解説していきます。

正社員と派遣スタッフとの違い

まずは正社員と派遣スタッフではどのように違うのでしょうか?4つのポイントから見ていきましょう。

雇用主

派遣スタッフの場合、人材派遣会社に登録してから派遣先企業での仕事が決まり、そのうえで、派遣会社と雇用契約を結びます。
つまり、派遣スタッフの雇用主は実際に働く企業ではなく派遣会社となります。
一方、正社員や契約社員、パートは、就業先企業と直接雇用契約を結びます。
また、正社員の休暇の管理や社会保険に関する手続きも就業先企業がおこないますが、派遣スタッフのそれらの手続きは雇用主である派遣会社がおこなうことになります。

就業日数・時間

正社員の場合、フルタイムであることが多いと思いますが、派遣スタッフの就業日数や就業時間については数多くの選択肢がある場合が多いです。
たとえば、「週に3日、午前中のみ」「週5日で夕方5時まで」など、派遣スタッフの希望はもちろん、就業先の企業の募集時間が複数ある場合にはその募集要項に合わせて選択することが可能です。

就業期間

正社員とは違い、有期雇用であることも派遣スタッフの特徴です。
有期雇用とは、その名の通り派遣先企業で働く期間(3ヶ月や6ヶ月など)があらかじめ決まったうえで働くことです。
期間が3ヶ月なら3ヶ月で雇用契約を結び、必要があれば契約更新を重ねていくような働き方となります。ただし、派遣先の事業所における同一の組織単位での就業は最長3年までと法律で定められています。

福利厚生(各種手当)

今まで福利厚生の面においては特に正社員と派遣スタッフではその待遇に違いがありました。
しかし、2020年4月から、「同一労働同一賃金」が導入され派遣など非正規社員と正社員との不合理な待遇差が解消されつつあります。
これにより、派遣スタッフにも通勤交通費が支給されるようになり、食堂、更衣室、休憩室など福利厚生施設も、正社員と同様に派遣スタッフも利用できるようになりました。
ただし、雇用元の派遣会社で定められたルールがあることが多いので、登録する際にはそちらを確認しておく方がいいでしょう。

派遣スタッフとして働くメリット4選

正社員や契約社員、アルバイトやパートなど様々な働き方がある中で、派遣という選択肢を選ぶ人は実は大勢います。
派遣という働き方を選ぶそのメリットをご紹介!

ライフスタイルに合わせて仕事ができる

派遣の仕事の場合、派遣会社への登録時に勤務地や勤務日数、時間や職種、仕事内容などの条件で選ぶことができます。
ライフスタイルに合わせて仕事を選ぶことができるため、仕事とプライベートの両方を充実させたい人に派遣という働き方はおすすめです。
特に勤務時間や勤務日数は雇用契約に定められ、残業や急な休日出勤は原則ありません。
家事や子育てに時間を費やしたい!
将来の夢に向かって進むための時間を増やしたい!
等、仕事とプライベートを両立する方が選ぶには最適な働き方の一つなのです。

職場経験を積める

一度正社員として働くと自分に合っていないとわかったあとでもなかなか退職を踏み切れなくなってしまいますよね?
自分が今働きたい業界が自分に本当にあっているのか知りたい。
そんな方も、自分に合っているのか?を確認するための方法として派遣を選択できます。
また、将来働きたい業界の様々な会社で働くことでスキルアップにつなげることもできるのです。

アルバイト・パートよりも比較的時給が高い

アルバイトやパートで働いている方も、派遣スタッフとして働いている方も給与の計算は時給計算が一般的です。
働いた分だけ収入はありますが、欠勤をしてしまうと減ってしまいます。ただし、どちらも勤務条件に応じて有給休暇をとることができます。
しかし、パートよりも派遣スタッフのほうが、時給が高めであるという調査が出ています。
比較的時給が高いのもメリットの1つですよね?

派遣会社が様々なサポートをしてくれる

派遣スタッフとして働くということは、先述説明した通り、雇用主は派遣会社ということになります。
そのため派遣先との契約終了後や契約中に以下のようなサポートを受けることができるのもメリットです。
(特に契約中でお仕事が忙しいときにサポートしてもらえるのは大きなポイントです。)

就業中のサポート

派遣先企業において要望したいことが出てきた場合や何かトラブルがあった際には、派遣会社に相談・対応してもらうことができます。
派遣会社が派遣先企業とのパイプ役として交渉をおこない、派遣スタッフが快適に働ける環境をバックアップします。

仕事探しのサポート

契約社員やパート・アルバイトの場合、契約満了後の仕事探し(就職活動)は自分でおこなわなければないのに対し、派遣スタッフの場合、派遣期間終了後の次の仕事探しはもちろん、派遣期間中でも次の仕事探しのサポートをしてもらえます。
新たなキャリアプランや経験したい職場、習得したいスキルなどをしっかり派遣会社に伝えることで仕事を紹介してもらえることが可能になります。

まとめ

「同一労働同一賃金」の施行によって今現在、派遣スタッフとして働く働き方が再注目されています。
夢を追いかける、やりたいことを見つける、スキルアップ、Wワーク、子育てなど、生活の基盤である仕事とのバランスをとるための一つの手段として、派遣スタッフという働き方、是非一度検討してみませんか?